ラジオシティ(radiosity)について
まず、Blenderでは「レンダリングツールとしてのラジオシティ」と「モデリングツールとしてのラジオシティ」があります。
どちらの場合も面(Mesh)の法線の向きと環境反射光(Amb)の値が重要になり、面単位で処理されるため、面が多いほどきれいな結果になります。
モデリングツールとしての使用時には以下のような事例に注意してください。
2ちゃんねるBlenderスレッドPart12-890さんの発言を引用
・Blenderでは1オブジェクトに最高16マテリアルまでしか割り当てできない。
・Radiosity計算後、はじめに選択した複数オブジェクトは1オブジェクトに統合される。
なので、はじめに選択した複数オブジェクトの割り当てマテリアルの総数が16より多い場合、"cannot assign more than 16 materials to 1 mesh"という警告が出る。
そのままF12レンダだと正しくレンダリングされない。
が、上の警告が出たとしても"Vcol Light"の情報は正確に与えられている。
なのですぐにレンダリングしないで
・一旦計算後に統合されたオブジェクトのマテリアルを全部消す。
・Editモードで"L"して"P"して"RemDoubles"したりして、計算前の複数オブジェクトの状態に分割。
・各オブジェクトに計算前割り当てられていたマテリアルを再度割り当てる。
・再度割り当てたマテリアルの"Vcol Light"ボタンがすべてONになっているかチェック。必ず押す。
等々めんどくさい作業をしてからレンダリングする。
状況にもよるけど、マテリアル設定後のRadiosity計算より、Radiosity計算後にマテリアル設定を詰めていったほうが楽。
---引用ここまで
このFAQはJBDPのFAQを元に作成しました。
移行作業時の最終更新日時: 2009/09/27 14:52